信頼と執着

昨日映画を観た

その中で聞いたセリフが忘れられない

信頼と執着

似ているが相反するモノとして理解した

勝手に好きになられてそのイメージとそぐわなくなったら不満の対象になる

人気稼業は大変だ

ガチ恋からのアンチ

信頼関係とは言うけど執着関係とは言わない

ガチ恋は執着だ

利己的だ

対象への配慮はない

ニコ生でディスコメを打ちそうになる時がある

ディスコメとは言わないまでもたとえば

漢字の読み間違えとか

面白おかしく指摘して喜んでいる

教室で先生に指されて質問に間違えて

え〜〜〜！！！

とクラスの中で沸きあがるあざ笑うあの合唱

アレだ

本当は何も面白くないはずなのに

エンターテインメントに対して期待する

期待に応えられずいつしか失望されて

それでも昔はあんなに楽しませてくれたじゃないか？

信頼はいつの間にか執着に変わってゆく

人気稼業は大変だ

常に提供しなければならない

ファミレスのメニューじゃあるまいし

いつも美味しいものを食べたい時に。

使いっ走りは信頼じゃない

お気に入りの対象から頼まれごとをされて買い出しに行くのも楽しいのは初めだけで腐敗の始まりだ

いつからか当たり前のようになり感謝すらされなくなる

ありがとうの一言は水臭いから言わないし聞きたくもないって関係は明らかに腐っている

認知が欲しいから会いにゆくのだろう

忘れちゃいけないのはあらゆる対象への配慮だ

甘えることも甘えさせることもホントはお互いにとって不幸なのに違いない

信頼から執着へと心変わりしてしまうのが人情ならば、きっとその先にホントの居場所がありはしないか？